釣りエサ講座(入門編)

釣り全般

こんにちは!nanです(*^^*)

今回は釣りエサに関するお話です

釣りを始めようと思う方、始めたばかりの方は「エサの種類や解凍予約」をご存じでしょうか?

既に知っているという方は確認用に、知らなかった方は今後の釣りの参考に読んで頂けたらと思います

エサの種類

そもそも釣りに関するエサの種類はどれくらいあるのでしょうか。細かく分けるとすごい数になるので、ここでは保管方法別に分類します

  • 常温保存・人工タイプ:配合剤・集魚剤(魚を寄せるための粉末や液体状のエサ)、ダンゴエサ、麦、パン粉、ワーム・ルアー等の疑似餌
  • 常温保存・自然タイプ:常温保存可能な処理がされたアミエビやオキアミ等(集魚剤等が混ざっている場合もあり)
  • 冷蔵保存タイプ:釣り用のイクラやコーン、ブドウ虫等
  • 冷凍保存・人工タイプ:釣り堀等で使うダンゴエサ等
  • 冷凍保存・自然タイプ:アミエビ、オキアミ、サンマの切り身やキビナゴ等
  • 海水管理が必要:活アジ、活イワシ、サザエ、ウニ、アオイソメやゴカイ・マムシ等の虫エサ
  • 淡水管理が必要:シラサエビ、ウグイ等

ざっくり分けると、このような形になります。エサ自体に関してはそこまで詳しくなくて良いと思いますが、大切なのはそれぞれのエサに合った保管方法で釣り場まで運ぶ事です

特に生きたエサは鮮度(活発な動き)が釣果を左右するため、管理方法はとても大切です

常温エサ

常温保存のアミエビ

一番気をつかわなくてもよいタイプですね。袋が破れたりしないように注意しましょう。種類も多いので、色々試しながら自分のお気に入りのエサを見つけるのも楽しいです

冷凍エサ

冷凍保存のダンゴエサ

冷凍エサの重要なポイントは保管時は解けて劣化しないように注意し、釣り場では解凍して釣ること」です。特にアミエビやオキアミは1.5㎏や3㎏といったブロックで販売しています。そのため、お店でカチカチに凍ったものを購入すると「釣り場に着いたけれどエサが硬すぎて使えない」という事が起こります

ほとんどのエサ屋や釣具店では、ある程度解凍したものも置いてくれています。しかしシーズンオフ時などには無い場合もありますので、確実に欲しい場合は「解凍予約」することをおすすめします

あとサンマの切り身や冷凍ダンゴエサ、あとオキアミも500gまでのブロックタイプであれば釣り場ですぐに解凍できるので、事前予約はほとんど必要ありません

活エサ(魚やエビ編)

活きエサで最も大切なのは「海水か淡水か」です!これが最重要です

エサ用のバケツを持参して「これに活アジとシラサエビ両方入れて」はできません。しばらくは泳ぐかもしれませんが、確実に弱っていき釣り場に着く頃にはどちらかが使えなくなっているでしょう

釣り堀では淡水魚のウグイをエサにしますが、それは海中に投入してからの勝負(長時間泳がせない)が早い・活動範囲が狭いからです。あくまでも現地までは淡水で保管します。

活きた魚やエビ等を運ぶ際に必要なアイテムは

  • バケツ(どれくらい入れたいかによりバケツの大きさは変わります)
  • エアーポンプ(釣り人はブクブクと言ったりします。安いもので1000円前後であります)

この2つが必須になります。

※「袋に水と一緒に入れて」も可能ですが、明らかに弱りやすいのと、袋が破れた時の車の状況を考えるとお勧めしません

※入れすぎには注意しましょう!魚同士がぶつかったり、酸素が薄くなり弱る原因になります

アジやウグイは1匹〇〇円、シラサエビは1マス〇〇円等で売られている事が多いです。品薄になることも多いので、事前に確認・予約をしておきましょう

活エサ(ムシエサ編)

イソメやゴカイといった虫エサは、店頭ではパックに入れて売られている事も多いです。普段は海水で管理していますが、釣りをする一日くらいは常温でも元気に動いています。万能エサであり購入する人が多いため、事前にパックに詰めて準備しています。

ただし熱には弱いので、夏場は特に注意が必要です。直に地面にパックを置くとみるみるうちに弱るので、その都度クーラーボックスに保管する・もしくは木箱を利用する等で対策をとりましょう

基本的には予約不要です。ただし、種類にによっては品薄になることもあるので、確実に手に入れたい場合は事前に電話で確認しましょう

虫エサ類は、1パック〇〇円もしくは500g〇〇円といったかたちで売られている事が多いです

解凍予約

アミエビ・オキアミの解凍予約について説明します

釣り場に到着したらすぐに使用できるように、予め店舗に連絡しある程度溶かしておいてもらう事が可能です

  • <アミエビの場合>・・・量は「㎏」もしくは「大・中・小」等で分けられている事があります。店によって表記が違うので確実とは言えませんが、概ね大サイズは3~3.5㎏であることが多いと思います
  • <オキアミの場合>・・・量は「1.5㎏もしくは3.0㎏」の2種類の事がほとんどです。さらにオキアミ自体のサイズ(M・L・LL)で分けられます。
  • <解凍具合>・・・解凍してもらう程度をいいます。「全解凍(全解)」「半解凍(半解)」があります。全解凍は完全に溶けきった状態、半解凍は一部が解けるもしくはスコップ等で容易に崩すことができるくらいの状態です

※全解凍:すぐに使用可能。夏場は劣化しやすくなるので注意が必要

※半解凍:徐々に解かすので鮮度を保ちやすい。寒い日は解けにくいので注意が必要

実際にお店に電話してみましょう

お店に解凍予約を依頼する際、伝えること・聞かれるのは以下の事項です

  • 氏名
  • 解凍エサの種類・量
  • 解凍具合
  • 来店時間
  • (店によっては電話番号)

次に例文を挙げてみたいと思います。

<例文1、アミエビの場合>

  • 店「はい、〇〇釣具店です」➡私「アミエビの解凍予約をお願いします」➡店「はい、量はどれくらいですか、うちは大中小で分けています」➡私「大サイズを1つお願いします」➡店「大1つですね。あと解凍具合はどうしますか」➡私「全解凍で」➡店「分かりました。最後にお名前とご来店の時間を教えてください」➡私「今日の9時頃に行きます。名前は〇〇(本名)です」➡「では〇〇様、9時にアミエビ大1つを全解凍で準備してお待ちしております」

<例文2、オキアミの場合>

  • 店「はい、〇〇釣具店です」➡私「オキアミの解凍予約をお願いします」➡店「はい、サイズと量はどうしますか」➡私「Mサイズの3㎏を2枚お願いします」➡店「Mの3㎏2枚ですね。あと解凍具合はどうしますか」➡私「どちらも半解凍で」➡店「分かりました。最後にお名前とご来店の時間を教えてください」➡私「今日の9時頃に行きます。名前は〇〇(本名)です」➡「では〇〇様、9時にオキアミのMサイズ3㎏を2枚、どちらも半解凍で準備してお待ちしております」

だいたいどのお店でもこのようなやり取りになると思います。あとは予約時間にお店に行って、名前を言うと良い具合に解凍したものを渡してくれます

※予約をした後にキャンセルしたい場合必ず電話連絡しましょう!キャンセル料等は掛かりません。連絡が無いままだと、最悪ロスになってしまうので必ず電話をお願いします

まとめ

いかがでしたか?釣りエサについて少しでも知って頂ける内容であれば嬉しいです。

エサの鮮度が釣果に結び付く事も多いので、それぞれに適した管理方法で釣り場に持っていきましょう。慣れてくると自分でエサを加工したり、作ったりもできるので、皆様も是非エサ選びの段階から釣りを楽しんでください♪

読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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