クロダイ(チヌ)を知ろう!

おさかな講座

こんにちは!nanです(*^^*)

今回はクロダイ(チヌ)について紹介します

この記事を読んで、是非チヌ釣りに興味を持って頂けたらと思います

では早速参りましょう!

クロダイ(チヌ)とは

クロダイ

分類を調べると、スズキ目タイ科の魚です。見た目は黒~灰色であり、体色については地域差・個体差が大きいといわれています

50㎝~60㎝程まで成長すること・エサへの反応の高さ・力強い引きにより、釣り人にとっては人気のターゲットとなっています

私の住む関西圏ではチヌと呼ばれる事が多いため、本記事では「チヌ」で説明していきたいと思います

生態

チヌはどんな魚?

簡単にチヌの生態について紹介します

  • 日本国内ほぼ全域に生息しているといわれている
  • エビやカニ・海藻・貝類等、比較的何でも食べる雑食性
  • 産卵は春から夏
  • オスからメスに性転換する(産卵直後は全てオス)
  • 海水魚。内湾・汽水域でも生息可能

チヌは臭い?

釣り人の中では「チヌは臭い」というイメージを持たれている事があります。それは上記の生息地域の多様性と雑食性によるものだと思われます

工業地帯沿いの海や住宅街を流れる河川にも生息しており、その地域ではどのようなものを捕食しているか分かりません。食べたものによる臭みや、水質による皮の臭いが考えられます

また鮮度を保つことも重要です。雑食性であるため、できるだけ早く内臓やエラを処理しておくことが腐敗の予防や美味しい調理に繋がります

沖磯や水質のキレイな地域で釣れたチヌは、臭さもなくさっぱりとした白身で美味しく頂くことができます

よく聞くのは「黒っぽいものより、銀色に近いチヌが美味しい」という情報です。あくまで釣り人情報ですが、私自身も銀色が艶やかな個体が美味しいものが多いかなと感じています

調理法

基本的には淡白な白身のお魚なので、どんな味付けや調理方法にも合います。新鮮なものはお刺身や塩焼きで素材を味わうのも良いと思います。脂の乗ったチヌのお吸い物やアラ炊きはとても美味しいです。

臭いが気になる方は、フライや天ぷら、ムニエル・煮付け等を試してみてください。熱を通しても身が硬くならないので、ホクホクした身を味わうことができます

我が家では先日ぶつ切りにしてフライにしたところ、美味しくてあっという間に無くなりました♪

釣り人には人気のターゲット

冒頭にも書きましたが、

  • 様々な地域に生息している
  • 雑食性のため、色々な釣り方で狙う事ができる
  • 釣りエサへの反応が良い
  • 力強い引き
  • 見た目のカッコよさ
  • 50センチを超える大型が釣れることがある

以上の様な理由から、釣り人にはとても人気のターゲットです。「チヌ釣り大会」も盛んにおこなわれています

釣り方

大雑把に言ってしまえば「どんな釣り方でもOK」です

胴付き仕掛け、ウキ釣り、ダンゴ釣り、落とし込み釣り、カゴ釣り、ワーム、ルアー釣り等・・・

注意点としては、その釣り場に合った釣り方を選択することです

狭く浅い河口付近では胴付きやカゴ釣りは不向きです。また深い場所や流れの早い場所では軽いワームではすぐに流されていくかもしれません

初心者のにチヌ釣りをおすすめする理由

釣りに慣れていない方でも「大きい魚を釣ってみたい」という希望はあると思います。その希望を叶えるために、一番身近な魚がチヌだからです。真鯛はもう少し沖で釣る必要がありますし、青物は時期やタイミングが重要になります

年中狙う事ができ、かつ大型が釣れる可能性があり、釣って楽しい・食べて美味しいとなるとチヌが有力だと思います

また釣り方に様々な選択肢があるため、今持っている釣り道具を使用できる点も大きいです

釣具店に行けば、その地域付近でチヌの濃い場所を教えてくれると思うので、是非聞いてみてください

チヌ釣りの餌

主に釣りエサとしては

  • オキアミ:大きめのサイズが〇
  • 練り餌(ダンゴエサ):様々なタイプが販売されています。中でも黄色に着色された練り餌が人気です
  • サナギ:配合エサ(粉やダンゴ用)に多く含まれています。サナギ自体を針に刺しても釣ることができます
  • シラサエビ:こちらも大きめが〇。チヌ以外の魚が掛かるチャンスも大です
  • 虫エサ:こちらも万能エサのため、チヌ以外も狙いたい場合にはおすすめです
  • 甲殻類:堤防沿いの際を狙う際には是非
  • 野菜・果物:よく使われるのがコーンです(釣り用コーン・食用コーンどちらでも〇。ほんとに釣れます)

こんなに食べるの?と思うくらい雑食性ですね。釣り人の中には「スイカでチヌを釣る」という人も実際にいるくらいなので、本当に雑食なんですね

持ち帰りは自己判断で

私はチヌが釣れると持ち帰っていますが、地域差・個体差が大きいのは間違いないと思います。釣った魚の色やコンディション(痩せている・汚れがある等)で自己判断してください

どの魚でもそうですが、一括りに「〇〇は不味い」と決めてしまうのは勿体ないなと感じています

知り合いの中には「チヌが釣れたら持って来てほしい」という人もいるので、価値は人それぞれですね

チヌはカッコいい

最後に、主観ですがチヌはカッコいいんです!

黒っぽいチヌは重厚感というか、迫力があります。また銀色に光るようなチヌはキレイで見惚れます

釣り人に人気の理由がわかると思うので、是非初めての方もチヌを狙ってみてください

まとめ

いかがでしたか?今回はチヌについて記載しました

「サビキ釣りも楽しいけど、できたら違う釣りもしたい」「大きな魚を釣ってみたい」という方におすすめです

力強く引くので、釣りの上達にも繋げてくれる魚です

このブログを読んで、少しでも釣りに興味を持って頂けたら嬉しいです

読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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