サビキ釣りで釣果を伸ばすコツ

釣り方講座

こんにちは!nanです(*^^*)

私の住む和歌山県の海では、徐々にカタクチイワシが姿を見せ始めています

今はまだ少し日によって釣れる数にムラがある状況です。それでも既に休日は釣り人でいっぱいな場所もあるので、サビキ釣りとイワシの人気の高さがうかがえますね

これから5月頃までは安定して釣る事のできるカタクチイワシ。その魅力は何でしょうか?

今回はカタクチイワシにターゲットを絞り、釣り方のコツを紹介します

カタクチイワシとは

イワシの1種で、全長は数センチ~20センチ程。体が細長く、円筒に近い形をしています。またシラスの多くはカタクチイワシの稚魚であるため、成魚・稚魚含めて日本人にはとても身近な魚です

また洋食に使用されることの多いアンチョビも、カタクチイワシを塩漬け・発酵させたものになります

栄養的には、DHA・EPA・カルシウム・ビタミンB2等が豊富に含まれており、健康や美容にも効果を発揮してくれる食材となります

5月頃にはサバ・アジも釣れ始めます

カタクチイワシが人気の理由

私が考えるカタクチイワシが人気の理由は

  1. 釣る楽しさ
  2. 美味しさ
  3. 大型魚を狙うチャンス

があると思っています

釣る楽しさ

サビキ釣りはお手軽にできる釣りの一つですが、やはり釣れなければ退屈に感じてしまう方も多いでしょう。または子どもや釣り初心者の方と一緒に行く場合は、できる限り釣りの楽しさを知って欲しいと思いますよね

カタクチイワシは群れで動くので、一度釣れ始めるとしばらくは釣れ続けると思います。その状況になると難しい技術は必要なく、仕掛けを足元に落として掛かればリールを巻くだけ、というシンプルな操作です。

それでいて1回に3匹~5匹程針に掛かると、持っている竿にも「グググッ!」と振動が来るので魚の引きを楽しむこともできます。手軽さ・楽しさが両立したターゲットといえるでしょう

美味しさ

揚げたては最高に美味しいです

一括りにイワシというと、好き嫌いが分かれる魚かもしれません。しかしこの小さなカタクチイワシは本当に美味しいです。魚特有の旨みがありながらも、臭みやエグみはありません。わが家では素揚げや天ぷらに調理するのですが、子どもたちもおやつ感覚でパクパク食べてくれます

しっかり揚げる事で骨まで食べる事ができるので、栄養面でも良いのではないでしょうか(魚の個体差もあるため骨には十分にご注意ください)

大型魚を狙うチャンス

釣り人に大人気のカタクチイワシ、実は他の魚にも大変人気です。ブリやヒラメ、サゴシ・ハタ類・シーバス、時には大型の真鯛等もイワシを捕食します

なのでこのカタクチイワシの大群が近づいてくる=その群れを狙った大型魚(フィッシュイーター)達も近づいてくるということになります

余裕があれば飲ませ釣りセット等を用意しておくと、思わぬ大物がヒットするかもしれません♪

コツ1、針はできるだけ小さめで

できるだけ小さめの針を用意しましょう

カタクチイワシは数センチの小さな魚です。加えて口元が弱いので、大きな針には掛かりづらく外れやすいという特徴があります

サビキ仕掛けでは、0.5や1号・大きくても2号までが良いと思います。イワシ専用や稚鮎用と書かれたサビキ仕掛けでもOKです。釣れるカラーを知るために、赤色・白色仕掛けの両方を持って行かれることをおすすめします

0.5号程度の針はとても小さく、衣服やカバンなどに引っ掛かりやすいため注意が必要です。釣れ始めてもケガの無いように取り扱ってください

コツ2、エサは少量をこまめに

イワシに限ったことではありませんが、エサは「少量をこまめに」が一番効果的です。一度にたくさんエサを撒くことで良い結果を招く事もありますが、基本的に海中に投入されたエサは潮と共に流れていきます

なので、できる限り自分の目の前でイワシの群れが留まるよう、こまめにエサを投入しましょう。魚に「ここにいればエサが落ちてくる」と思ってもらえるようなポイント作りができれば完璧です

エサは生アミエビ(冷凍)とチューブ等の加工タイプがありますが、扱う事に抵抗が無ければ生のアミエビをおすすめします。どちらにもメリットがありますが、魚を寄せる力は生の方が強いと感じています

コツ3、イワシが見えるところに針を合わせる

魚がエサを食べている位置を把握しましょう

カタクチイワシは表層から中層までを回遊することが多い魚です。なので、釣り場によっては目視できることも多いため、魚が泳いでいる辺りに針がくるように投入しましょう

当たり前だと思われるかもしれませんが、魚に関係なく底の方まで仕掛けを落として待っている人が意外に多いのです

「魚に合わせる」がどの釣りにも通じるコツなので、これは超重要ポイントです!!

コツ4、釣れたらすぐに海水+氷へ

カタクチイワシが釣れたら、すぐに氷と海水を入れたクーラーボックスに入れていきましょう。これには鮮度を維持する目的と、「釣れる時間帯を逃さない」という2つの意味合いがあります

一日中釣れる日もありますが、わずか数分で群れが去ってしまう事もあります。なので、釣れ始めは特に素早く仕掛けを再投入しましょう

氷とともに海水を入れる理由

  • 魚全体が冷えるため鮮度を均一に保つことができる
  • 氷に直接触れる事で起こる氷焼けや変形を予防できる
  • 海水の中で口に含んでいたエサ抜きができる
  • イワシは鱗が飛び散るため、乾燥すると張り付きなかなか取れない

コツ5、朝・夕がチャンス

まだまだ回遊にムラがあるので、狙い目としては明け方か夕方をおすすめします

釣れる日は1時間程度で数百匹という釣果になることもあります。食べきれる分、処理できる分を釣るようにしましょう

まとめ

いかがでしたか?波止場でのカタクチイワシ釣りはこれからが最盛期を迎えます。短時間で食べる分だけサクッと釣っても良し、活かしておいて大型魚を狙うも良しですね♪

4月でも晴れた日中は日差しが強く暑いので、日焼け対策や熱中症予防をしっかり行ってください

今回も読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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