メジナ(グレ)を知ろう!

おさかな講座

こんにちは!nanです(*^^*)

いきなりですが本日は私の大好きな魚、「グレ(メジナ)」についてお話させてください

グレ(メジナとは)

口太グレ

メジナの特徴は

  • スズキ目、イスズミ科に分類される魚
  • 和名がメジナ、地方によりグレ・クロ等と呼び名が変わる
  • 同属種にクロメジナ(尾長グレ)がいて、どちらも釣り人(特に磯釣り)に大人気のターゲット
  • 見分け方から、メジナを「口太」、クロメジナを「尾長」と呼ぶことも多い
  • 主に岩礁域に生息している

他にも細かなところはありますが、簡単にはこのような特徴があります

口太と尾長

尾長グレ

どちらも釣り人には大変人気の魚です。ただ初めは気にかけないとほとんど同じように見えます

一番簡単な見分け方は、エラの縁の色の違いです。尾長はエラの縁が黒いのですが、口太にはこの黒さがありません

あとは、比較すると尾長グレの方は尾びれの付け根が長く、尾ひれ自体もシャープです。口太の方は反対に付け根が太く、尾ひれは丸みをおびています

どちらが良いという事はありません。磯釣り師に関して言うと、同サイズなら尾長の方が引きが強い事が多く、釣り上げる難しさから尾長グレを好む人も多いです

狙う場所

5~30㎝くらいまでであれば、堤防や釣り公園等でも釣れることがあります。時期によっては小さなグレが群がっていたりします。

ある程度大きいもの(30㎝以上)を狙うのであれば、磯場や沖釣り・その他実績場所に行く事で釣れる確率は高くなります。

また魚の濃い地域では堤防からでも大きなグレを釣ることが可能だと思いますので、釣具店で情報収集するのも良いでしょう

釣り方

有名なのは磯での「フカセ釣り」という釣り方です。5m前後の磯竿を使用し、ウキを付け1本針にオキアミ等を刺して狙います。いわゆるウキ釣りです。この釣りの魅力は、

  • グレの引き(力)が強いので、竿がよく曲がって楽しい
  • 仕掛けの調整や扱いが繊細。自分なりの工夫が必要であるが、そこで他人と差がつくのでゲーム性もある(実際にグレのフカセ釣り大会は多い)
  • 磯場で糸が切れるかもしれないというスリルを味わいながら魚とやり取りができる

だと思います。ただ、グレを釣るという事だけで言えば

波止や磯でのカゴ釣り・胴付き仕掛け、船での完全フカセや天秤釣り等でも狙うことが可能です。小型のものであればサビキ釣りでも釣れることがあります。なので、グレを釣る事自体はそこまで難しくありません

グレ・メジナの魅力

では何故ここまでグレは釣り人を魅了するのでしょうか?考えられるのは

  • 見た目:よく見るとつぶらな瞳で、青く輝いていて綺麗です。釣れた直後の魚体は青っぽかったり、茶色っぽかったりしますが、どちらも綺麗です
  • エサへの反応が早い:大会が多く行われている事からもわかるように、エサに対しての反応が早い魚です。シビアな時もありますが、工夫次第で連続で釣れたりもするので、そこも魅力だと思います
  • 引きが強い:グレは掛かってからも、最後までよく引く魚です。そのやり取りが楽しくて、「もう一度釣りたい」という気持ちになります
  • :食べたことが無い方は、皮が黒っぽいので見た目で避けたりもするかもしれません。基本的にはクセの無い白身魚で、どんな調理にも合う美味しい魚です

このような理由から、釣り人に人気なのではないかと考えます

グレを食べてみよう!

最近ではスーパーで売られている事も多くなってきましたね

「夏場は磯臭い」「〇〇地域のグレは不味い」等と言われることもありますが、それは個体差と・個人の思い込みも大きいです。一度「くさい」と感じると、その他のグレも「くさいんだろうな」と思って食べるので、「美味しい」に変わるのは結構難しいと思います。もちろん痩せている魚よりも、よく肥えた魚の方が美味しいですし、同じ場所でも季節により違いはあります。たまたま強烈に臭う個体もいるでしょう。ただ、一括りに「あの場所はダメ」「この魚はダメ」と決めてしまうのは、勿体ないなという私個人の感想です

好き嫌いも当然あるので、食べない人を批判している訳ではありません。私も苦手な魚はあります。ただ、その好き嫌いを他人に押し付ける事で、食べた事が無い人まで避けるようにするのは違うかなと思います。これはグレに限った事では無いですね。ある地域では外道でも、別の場所では高級魚という事もよくあります

大切なのは自分で食べて判断する事と、むやみに魚の価値を決めつけない事だと思います

グレ(メジナ)の美味しい食べ方

先程も書きましたが、基本的にはクセの無い白身魚です。なので

  • お刺身:硬すぎず・柔らか過ぎずの食感が良いです。わが家の子どもの大好物です!
  • 炙り:よく肥えたグレは、皮と身の間に脂があるので、是非皮つきのまま炙ってみてください。旨味がグッときます!
  • 塩焼き:しっかり目に皮を焼くのがおすすめです。皮はパリパリ、中はホクホクで最高です!
  • 漬け・カルパッチョ:お刺身の臭いが気になる方、もしくはお刺身が多い時のアレンジにおすすめです。オリーブオイルやごま油との相性もバッチリなので、洋風・和風どちらにも合います!
  • フライ・唐揚げ:揚げても身が固くならないので、お子様や生魚が苦手な方におすすめです。ニンニクで下味を強めにすれば、お酒のアテにもピッタリです!
  • お味噌汁・お鍋:頭の部分や骨の部分からは、美味しい出汁がでます。出汁でお茶漬けにしたり、お刺身をしゃぶしゃぶで食べるのもすごくおすすめです!釣り人の中では「グレしゃぶ」が定番です!

まとめ

いかがでしたか。今回は釣り初心者の方に向けて、というよりはただただ私個人の好きな事を書いてしまいましたが、少しでも参考になれば嬉しいです

皆さんも是非グレ(メジナ)を狙ってみてください♪

最後まで読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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