寒い時期にはこれ!ブラクリ仕掛けで釣りましょう!

釣り方講座

こんにちは、nanです(*^^*)

今回は寒い時期におすすめの、ブラクリ仕掛けを使った釣りをご紹介します

ブラクリとは

ブラクリとは、写真にあるようにオモリと針が一緒になった仕掛けです。セッティングも非常に簡単で、このブラクリをリールからの糸に結ぶだけでOKです。色々なメーカーからオモリの形や色が違うものが発売されているので、自分の気に入ったものを選びましょう。個人的には色や形でそこまで明らかな違いは無いと感じます

ブラクリ釣りの時期

寒い時期におすすめと書きましたが、実際はこの仕掛けで年中魚を狙えます。では何故冬がいいのかというと

  • 寒い時期は海水の温度も下がり、サビキ釣りで釣れるような魚(アジやイワシ)が回遊しにくくなります。その他の魚も基本的には海水温の低下に伴い活動性が低下するため、釣りに行こうと考えた時にターゲットの選択に悩みます
  • その点元々海底を好む魚(カサゴ等)は、冬場も比較的エサに反応してくれやすく釣果に繋げやすいです

このような理由から、冬場はブラクリ釣りをおすすめしています

ブラクリで狙える魚

カサゴ
  • カサゴ(ガシラ):最も釣りやすく、人気の高い魚です。エサへの反応も良く、食べてもおいしいのでメインターゲットといえるでしょう
  • アイナメ:こちらも人気の高い魚です。個人的には堤防沿いよりも、テトラ穴で釣れる印象です
  • メバル:釣りをしない人でも聞いたことのある魚ではないでしょうか。冬場から春に向けて狙いやすい魚です

上記三種を主なターゲットにする方が多いですが、ブラクリ仕掛けでは他にも

  • ハタ系の魚
  • ベラ
  • クロダイ

等も釣れる事があります。エサや場所によっては、もっと多くの種類が釣れる事もあるかもしれません。エサを何種類か用意し、釣れる魚が変わるかどうかを試してみるのも楽しいですね♪私もブラクリ仕掛けで上記以外の魚が釣れた時は、また記載したいと思います

場所

初めての方は堤防がおすすめです!できれば歩きながらポイントを探したいので、広めの堤防があればより良いです

テトラとテトラの隙間(穴釣り)も有望なポイントですが、危険も伴うため十分な注意と準備が必要です。釣りの動作に慣れてからチャレンジしてみましょう♪

道具や釣り方は?

次に道具ですが、既にサビキ釣りで道具を揃えられている場合はそれでOKです。それ以外にもバス釣り用の竿やルアー用の竿等でも代用可能です。特別新しい竿やリールを買う必要は無いため、ブラクリ仕掛けとエサの購入でOKです

新しく揃えたいという方には、穴釣り用等と記載されている短い竿が良いです(壁に近い所を狙うためと、今後テトラでの釣りも考慮して)。専用の竿の良い所は、扱いやすい事と魚のアタリをより明確に感じられる部分です

道具のセッティング:竿とリールをセットし、リールからガイドを通しながら糸を出し、その先にブラクリ仕掛けを結ぶことで完成です!

釣り方

  1. 針にエサを付け、仕掛けを海底まで沈めます
  2. 仕掛けが海底につくと「コツン」という感覚があったり、それまでリールから出ていた糸が止まるので、そこで判断します。海底についた後、垂らしている糸がピンと張るように数回リールを巻いておきます
  3. すぐに食いつく場合もありますが、無ければ竿を上下に揺らし誘いをかけてみましょう
  4. 「ググッ!ググッ!」と竿の先を曲げるようなアタリが続けばチャンスです。ゆっくり引き上げてみて、それでも反応が続いていれば針に掛かっています。慌てず巻き上げましょう!

魚が針を飲み込んでいることも多いので、できればプライヤーや針外しといったアイテムがあれば良いです。私のお勧めを紹介します。少し高いですが、錆びにくく色々な場面で使いやすいです♪

釣りのポイント

もし同じ位置で何も反応が無い場合は、少しずつ場所をずらしていきます。釣れなければ数m横に移動し、仕掛けを落として反応を見る、反応無ければ更に横に移動を繰り返しましょう。この際他の釣り人が近くにいる場合は、絡まったりぶつかったりしないように十分注意しましょう

またエサを数種類用意し、ローテーションしてみるのも効果的です

エサについて

エサの代表的なものとしては

  • 青イソメ:虫エサであり、色々な魚が釣れる万能エサです。針を頭付近に引っかけ(チョン掛け)で使用します。虫エサに抵抗が無ければ持っていきたいエサの一つです。また生きたエサはどうしても無理という方向けに、人工のイソメ型のエサも販売されています
  • オキアミ:こちらは冷凍エサになります。こちらも多くの釣りで使用される万能エサの一つです。エサを買いに行くとオキアミだけで何種類も売られていると思います(すぐに使える少量パックや、たくさん入ったブロックタイプ等)。どれでも大丈夫ですが、サイズとしてはLやLLといった大きめのものが良いです。大きいオキアミの方が、針に刺しやすく魚へのアピール力もあるからです。針への刺し方としては、決まりはありませんが尻尾の方から頭に向けて沿うように刺すと、針を隠すことができます
  • :サバの切り身やキビナゴ等。針のサイズに合わせてカットし、外れないように刺せばOKです。

他にもイカの切り身やゲソ等でも釣れますし、ソーセージや鶏肉等でも釣れると聞いた事があります。それだけ根にいる魚達は雑食で食欲旺盛なのかもしれません。何かひとつだけ持っていくとしたら、私はオキアミをおすすめします。理由はエサの数が入っているので、エサが頻繁に取られる状態でも対応しやすい事と、シンプルに扱いやすいからです。ただ生きたエサの方が魚へのアピールは強いので、虫エサで問題ない方はアオイソメを選んでください

まとめ

以上がブラクリ仕掛けでの釣りの内容となります。一番良く釣れるカサゴは唐揚げや煮付け・お味噌汁、大きい物はお刺身と、どんな風に調理してもとても美味しいお魚です。

持ち物も少なくて済み、海水の温度が下がった冬の時期でも比較的釣れやすいので、何釣りをしようか迷った際には是非一度チャレンジしてみてください(防寒対策をお忘れなく!)。

読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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