こんにちは!nanです(*^^*)
今回のテーマは「初めての竿選び」です
釣りを始めるまでに、少しでもネットで情報収集された方ならお分かりかもしれませんが、とにかく情報量が多いんです!!笑
「釣竿おすすめ10選」「ターゲット別おすすめロッド紹介」等、めちゃくちゃ参考になりますが、探せば探すほど混乱してきませんか?
とにかく最初の1本、「何にでも万能に使える竿は無いのかな」と思う方もいると思います
そこで、今回は数ある竿の中から厳選して、2つだけ竿を紹介させてください!
判断基準は私の独断ですが、スペック表や手に取っただけでなく、実際に使用した物から紹介したいと思います
「もうどれがいいか分からない!」とお悩みの方は是非ご覧ください
安価な竿・リールのセット商品はダメ?
店頭やレジ付近に並んでいることが多い、竿とリール・糸が初めからセットになった物です。もちろんダメではありません
迷わなくていい、セットする手間が省ける、必要な仕掛けが付属していることもある・何よりコストを抑えることができます
安価な竿のデメリットは耐久性の低さや錆やすさといったことです。また大手メーカーと比べ、故障時のサービスやパーツ取り寄せに対応していない事もあります
デメリットはありますが、価格からみれば入門アイテムとしてはむしろ有力候補にしてよいと思います
ただ「せっかく始めるならそれなりのものを揃えたい」「色々な釣りに使いまわせるものがいい」という方に、これから2種を紹介していきたいと思います。先に竿のタイプについて説明します
タイプ別で分けると「磯竿タイプ」か「ルアーロッドタイプ」
すごくざっくり分けると「磯竿タイプ」「ルアーロッドタイプ」があります。本来は並継竿・振り出し竿・ワンピースロッドという種類があり、その中でさらにタイプ別に細かく分類されます。数が多く分かりにくいので、今回は「磯竿」「ルアーロッド」で分けています
磯竿タイプ・・・収納時はコンパクトで、使う時に先から順に伸ばしていくタイプの竿です。比較的長さにバリエーション(3m~5m前後)があります。サビキ釣り・ウキ釣り・カゴ釣り・飲ませ釣り・アオリイカのヤエン釣り等に使用可能です。比較的エサ釣りがメインに考えている方に適しています
デメリット:使用後の水洗い・乾燥に気を使う。穂先・ガイドが壊れやすいことがある
ルアータイプ・・・竿の半分もしくはバランスの良い部分で2ピースに分かれているだけなので、接続が簡単です。ルアーが投げやすいようにガイドが大きかったり、重量が軽い等のメリットがあります。ルアー釣り以外にもサビキ釣りやちょい投げ釣り、ブラクリ仕掛け等は問題なく使用可能です。
デメリット:持ち運びに不便さがあるということ(ロッドケースに入らないことがある)。磯竿タイプよりは短い物が多いので、エサ釣りの際に長さ的に物足りなさを感じることがある
大まかな特徴は以上です。では次におすすめロッドの紹介です
1.シマノ ホリデーイソ 3号400PTS(遠投用)
まず最初におすすめするのが「シマノ ホリデーイソ3号400PTS」という竿です。この商品は磯竿タイプになります
「号」とはその竿の強さの目安(細かくいうとその竿の張りや硬さ・竿のポテンシャルが最大限に活きるハリスの表示です。ただしメーカーやジャンルにより表記の意味や基準が変わるので、あくまで目安です)
400は長さなので、伸ばした状態で4mの長さがあるという事になります
私がこのモデルをおすすめする理由としては
- 1万円台で購入できる
- 何より汎用性が高い(サビキ釣り・カゴ釣り・投げ釣り・ウキ釣り・飲ませ釣り)
- 基本的な性能が備わっているので、どの釣り場でも適応しやすい
- 長さがあるので、キャストしなくてもある程度離れた場所を狙うことができる
- ロッドケースに収納できる
が挙げられます。最初は4mという長さに戸惑うかもしれませんが、慣れると何を釣るにも安定していることが分かると思います
狙えるターゲットとしては
- アジ・イワシ・サバ・中型の青物・真鯛・黒鯛・メジナ・タチウオ・カサゴ・アオリイカ等様々です。大型・超大型の魚でない限りは、魚種問わず狙うことが可能です
デメリット:ルアー釣りをメインに考えている方は、長さ的にキャストし難いのでルアー竿を購入することをおすすめします。あとはエントリーモデルでありながらも初心者・ベテランに関係なくこの竿を好きな人が多いので、人と被りやすいです
ホリデーイソシリーズは今回紹介した3号400PTS以外にも、様々な号数や長さのラインナップが用意されています。初心者からベテランまで、自分に合った竿を選択しやすいのも人気の理由です
2シマノ ルアーマチックS86ML
こちらはルアーロッドタイプです。こちらもコストパフォーマンスに優れた良い竿です。バリエーションが豊富にあるのですが、その中でも私のおすすめは「S86ML」です
Sはスピニングリール、86は長さ、MLは竿の硬さ(張りやしなやかさ)になります
この竿をおすすめする理由は
- 1万円未満で購入できる
- 軽いので扱いやすい
- 汎用性が高い(ルアー釣り、サビキ釣り、ちょい投げ釣り、エギング等)
- 2ピースのため手入れが楽・比較的破損しにくい
- 転々とポイントを移動する釣りに最適
狙うことができるターゲットとしては
シーバス(スズキ)・アオリイカ・コウイカ・アジ・イワシ・サバ・カサゴ・タチウオ・小型青物等、こちらも様々な魚に対応します
デメリット:汎用性が高い分、極端な重さのルアー釣りには適さないこと(数gもしくはそれ以下で狙うアジング、30g以上のジグを遠投して使用したい場合)です。できない事は無いと思いますが、操作のし難さによるストレス・破損の原因となるのでおすすめはできません
番外編 買って良かった シマノ ボーダレス370HH-TK
最後に番外編として紹介するのは「シマノボーダレス370HH-TK」です。こちらは磯竿(振り出し)タイプでありながらも、ルアーのキャスティングに特化した竿です。番外編とした理由は、価格が4万~5万円程度であることと、現時点では品薄状態だからです
HHとは、磯竿の2.5号相当になります(現在はH3やH4といった表記のものもあり)
この竿の良い所は
- ルアーが遠くまでキャストできる(ほんとによく飛びます)
- 重めのジグも使用可能(60gくらいまでなら全く問題ないです)
- エサ釣り・ルアー釣りどちらの釣りも高いレベルで操作可能
- 高機能で竿自体が強いため、青物とのやり取りも可能
ターゲットとしては、超大型以外は対象に入るのではないでしょうか。私自身はこの竿でメジナ・アジ・サバ・タチウオ・カサゴ・アオリイカ・ハマチ等を釣りました。海上釣り堀ではカンパチやメジロクラスも余裕をもって釣り上げる事ができました
デメリット:先に紹介した2種よりも価格がかなり高いことです。またこちらもアジングやメバリングといった極軽量のジグヘッドの操作には不向きです
もし磯竿とルアーロッドの良いところ両方欲しいという方がいれば、ボーダレスをおすすめします。価格に見合うだけの性能はあります。キャスティングモデルだけでなく、他のモデルも軽量で使いやすいため、ほとんどの波止釣りはボーダレスシリーズで網羅できるくらいだと思います
様々な規格が販売されているので、べテランになっても竿選びの有力候補になると思います
シマノに絞った理由
今回は「分かりやすい・迷いにくい」を一番のテーマにしたので、メーカーをバラけさせずシマノで統一しました
あとは私が単純にシマノ製品が好きだからです(笑)。そして実際に使った事があるものを記載したかったので、この3選になりました。ダイワやがまかつ・その他のメーカーが使いにくいという事ではありませんし、私自身も色々なメーカーの製品を買います
また大手メーカーは、アフターサービスや破損時の修理対応・パーツの在庫が充実しているため、使い続けやすいのもおすすめする理由です
実際に触ってピンときたらそっちを選びましょう
ここまできて、また悩ませてしまうような言葉を書いてすみません。ただ自分の直感というのは大事なもので「見た目が好きになったもの、手に取った感触が良かったもの」は釣りをしていて、まず楽しいんです。デメリットがあったとしても、自分自身が気に入っているので苦になりません
反対に人から勧められたものでも「高かった割に何かしっくりこないな」という場合もあります
なので、時間に余裕のある方は一度お店で実際に触ってみるのが良いと思いますし「なんかこれいいな」と感じたものがあれば、そちらを選んで間違いないです
扱いが大切
最後に、どの竿を購入しても取り扱いには注意が必要です。絶対に壊れない竿はありません。磯竿は先端部が細くなっていますし、ルアー竿はガイドが大きいため傷つきやすいです
仕掛けを投げる時は糸が絡まっていないか注意し、竿を立てかける時は倒れないように注意する等対策をしてください
使用後は水洗いし、乾燥させて保管します
長く使えば使うほど魚は釣れますし、愛着もわいてくるので、釣行後は丁寧に手入れ・保管していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?今回は2種に絞っていますが、どちらも本当におすすめできる竿です
もしこれらの竿を使っているうちに「もう少し竿に張りが欲しいな」「もう少し軽いルアーを扱いやすくしたいな」という考えが出てきた時は、それはあなたが初心者から抜け出している証拠でもあります
よりターゲットに合わせた専用ロッドの購入を検討しても良いと思います
釣り方も自由なように、釣具選びも自由です。なので自分の相棒を探すようなん感覚で、道具選びも楽しんでください。
今回も読んで頂きありがとうございました(*^^*)
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